信頼と信用

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信頼…関係性にもとづくもの
信用…外形的な能力や決まり、契約等にもとづくもの
※日常的な言葉の用法ではなく、フダによる便宜的な概念上の区分け

この区分けで言うと、信用は早くつくり出せるけれども、信頼は早くつくり出すことはできない。

例えば、ソーシャルベンチャーがあったとして、ビジネスモデルとか事業計画がしっかりしていれば、能力があるということはすぐわかる。だから、そこに信用が生まれ、助成機関なり、ベンチャーキャピタルなりが、じゃ、お金を出しましょうということになる。

それに比べると、信頼はそう簡単にはつくれない。小さな実績を双方が積み重ねていくことでできていく関係性で、つくるのには時間がかかるが、崩れるのは早い。

ソーシャルベンチャーのつまづきって、信頼と信用をごっちゃにして、信頼も早くつくり出せると錯覚しているから起きていることってわりとあるんじゃないかな。

わかりやすいモノやサービスをつくって、対価を取るビジネスであれば、信頼はなくても信用があればある程度まわると思うんですよ。だけど、人と人との関係性の基盤の上にあるビジネスはそうはいかない。

というようなことを、さなぶりファンドの公益認定記念フォーラムの帰り道に青葉通りを歩きながらつらつらと考えてました。
さなぶりファンドの助成先団体さんは、さなぶりについて「よく現場まで足を運んでくれて、相談に乗ってくれた」「信頼感があった」と大絶賛で、それは関係性を丁寧につくってきたことの現れでしょう。
そういうのがやっぱり大事なんですよね。うちも見習いたいです。

もう一つ考えていたのが、中間支援団体とか助成財団による、「信用」の前貸し/「信頼」の前貸し問題についてなのだが、まだ考えがまとまっていないので、とりあえず置いておく。

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