公共交通や移動支援に関する事例


 先日、東北大の大学院生の方と復興支援活動のことなどについていろいろ話していたら、被災地における移動支援のことにも話が及びました。そうしたら、各地の事例について教えてくださったので、こちらでも紹介します。

加古川市が実施している障がい者を対象とした移動支援事業

 市が障がい者の移動支援を制度化している例。

長岡市山古志・太田地区でのコミュニティバス事業

 中越地震の被災地で、かつ中山間地域におけるプロジェクト。NPOが5年間の期間限定でコミュニティバスを運行し、その後地元住民主体の組織に引き継ごうというもの。このリンク先は2008年の記事なので、その後どうなったのかが気になりますね。またあとで調べてみます。

徳島県上勝町での有償ボランティア輸送制度

 これはなかなかおもしろい取り組み。登録した有償ボランティアが自家用車で移動支援を行う。過疎地でタクシー業者も休業してしまったからこそできるのかもしれませんが、アイデアは参考になります。開始にあたって町が負担した費用は約5万円だけで、少ないコストでできそうなのもよいですね。

 なお、上勝町はゼロ・ウェイスト宣言をしている町として、環境問題に関心のある人たちの間では比較的知られた町です。環境だけでなく、他の政策でも先進的な取り組みをしているんでしょうね。

雲南市の「公共交通見直し・市民バス再編計画」

 小規模多機能自治を進めている雲南市での公共交通見直しの計画について。このページでリンクされている住民アンケート調査結果が、今後調査をやるとすれば参考になるのではということでした。

みちのく銀行が震災遺児支援の定期預金を発売


みちのく銀行が東日本大震災の震災遺児支援として「東日本大震災・遺児支援スマイル応援定期預金」するとのこと。預け入れされた定期預金残高の0.01パーセント相当額をみちのく銀行があしなが育英会に寄付するというもの。

発売は今回で3回目で、これまでの寄付額は約425万円。

震災遺児を対象とした寄付は種類がいろいろ多いですね。

東日本大震災・遺児支援「スマイル応援定期預金」の発売について(みちのく銀行:PDF)

河北新報 東北のニュース/震災遺児を支援 定期預金発売へ みちのく銀、3回目

宮城県内の外国人の人口について


 先日、総務省が「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成25年3月31日現在)」を発表しました。エクセルでデータが公開されています。

総務省|住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成25年3月31日現在)

 データを見てみると、日本人と外国人とのそれぞれのデータがあるので、宮城県内における外国人の人口についてささっとグラフをつくってみました。

 まず、宮城県内各市町村ごとの外国人在住者の人数をグラフにしてみました。仙台市は別格で、9,000人弱の外国人がおり、同じグラフに入れてしまうと他がわからなくなるので、このグラフからは外しました。

宮城県内各市町村の外国人在住者の実数
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 ぱっと見てわかるとおり、だいたい女性の方が男性より多くなっています。嫁不足の農村漁村地域に嫁いできたというケースが多いのではないかと思われます。石巻市、大崎市では外国人女性が400人を超え、それなりの人数がいることがわかります。

 次は、宮城県内各市町村における外国人在住者の人口に占める割合をグラフにしてみました。

宮城県内各市町村における外国人在住者の人口に占める割合
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 実数ではそれほど多くなくても、自治体の人口から割合を出してみると、他と比較して多くなっているところがあります。これは実数だけを見ているとわからないことです。沿岸部ですと、女川町、南三陸町が多いです。この中には被災されている方も少なからずいるでしょうから気になりますね。

 最後に、各市町村で女性の人口と外国人女性の人口とを並べて棒グラフにしてみました。これも、仙台市は除いています。

宮城県内各市町村の女性の人口と外国人女性の人口
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 2番目のグラフで見たとおり、外国人女性の割合は0.2%から1.7%くらいで、多くの自治体では0.6%程度です。その数字を母数となる女性全体の数字と比較すると、ほぼないも同然に見えてしまいます。実数で見ればそれなりの人数がいるし、他の自治体との比較で見れば割合が多いという場合でも、3番目のグラフの視点だけしか持っていなければその存在はほとんど見えないでしょうね。

 図らずしも、元が同じ数字でもどの視点に立つかで見え方がまったく異なるという好例になりました。行政はどの視点で見ているでしょうか。また、支援団体はどの視点で見ているでしょうか。

 被災した在住外国人の支援ということでは、NPO法人笑顔のお手伝いが精力的に活動を続けています。もっとも弱い立場に置かれている人たちを支える大事な活動です。

スタバカードでみちのく未来基金に寄付


スターバックスコーヒージャパンが、東日本大震災の復興支援を目的に期間限定で「スターバックスカード ハミングバード」を発行。カードの発行時に100円を寄付金として預かり、また、同カードで支払った金額の1%をスターバックスからの寄付金として拠出する。寄付先は、震災遺児の高等教育への進学を支援する公益財団法人みちのく未来基金。

昨年も同様のプログラムを実施し、1900万円の寄付が集まったとのこと。

復興支援を後押し、スタバカード発行 進学支援財団に寄付 – サンケイビズ

プレスリリース – スターバックスコーヒージャパン

公益財団法人みちのく未来基金