先日、東北大の大学院生の方と復興支援活動のことなどについていろいろ話していたら、被災地における移動支援のことにも話が及びました。そうしたら、各地の事例について教えてくださったので、こちらでも紹介します。
市が障がい者の移動支援を制度化している例。
中越地震の被災地で、かつ中山間地域におけるプロジェクト。NPOが5年間の期間限定でコミュニティバスを運行し、その後地元住民主体の組織に引き継ごうというもの。このリンク先は2008年の記事なので、その後どうなったのかが気になりますね。またあとで調べてみます。
これはなかなかおもしろい取り組み。登録した有償ボランティアが自家用車で移動支援を行う。過疎地でタクシー業者も休業してしまったからこそできるのかもしれませんが、アイデアは参考になります。開始にあたって町が負担した費用は約5万円だけで、少ないコストでできそうなのもよいですね。
なお、上勝町はゼロ・ウェイスト宣言をしている町として、環境問題に関心のある人たちの間では比較的知られた町です。環境だけでなく、他の政策でも先進的な取り組みをしているんでしょうね。
小規模多機能自治を進めている雲南市での公共交通見直しの計画について。このページでリンクされている住民アンケート調査結果が、今後調査をやるとすれば参考になるのではということでした。