NPOの中間支援という仕事をしていると、普段接する層というのがかなーり偏るのではないかと思う。
相談対応とかでお話を伺うのは、代表や事務局長など団体のマネジメント層か、もしくは事務を担当している事務局スタッフである。NPOという狭い世界で、さらにそのマネジメント層か事務スタッフとしか接していないのだ。例えば、福祉系のNPOで高齢者のケアを担当している現場のスタッフに接するということはあまりない。
NPOの運営相談で接するのはマネジメント層でも、課題解決の答えを持っているのは現場スタッフだったりする。代表や事務局長の話と、現場の声はまた違うということも最近よくわかってきた。受益者や支援者の見方もまた違うだろう。
そういう多面的な捉え方をすることを、より意識しておかないといけないと思う。