頼み上手、頼まれ上手

NPOが周囲の支援を得ながら活動を広げていくために重要な要素として、「頼み上手・頼まれ上手」ということがあるのではないかと思います。

以前、NPO法人ばざーる太白社会事業センターの代表理事の斎藤さんに、認定NPO法人取得のための団体運営の秘訣を伺ったら、斎藤さんは「私は「お願いの斎藤」と呼ばれてるから(笑)」と冗談めかしておっしゃってましたが、うまく人に仕事をお願いして助けてもらっているということでした。無理矢理仕事を押し付けるのではなく、受ける人にも斎藤さんにお願いされたからには引き受けようと思わせるような関係ができているのでしょうね。

またその一方で、斎藤さんは困っている方からの相談や頼みごとも真摯に引き受けているのではないかと、いろいろお話を伺っていて推察されました。

斎藤さんは会報を送るときに、100名を超える会員さん一人一人宛に手書きで一言メッセージを添えています。そういうことは大事だとはよく言われるけれど、それをやっている人はなかなかいないですよね。本当に一人一人の会員さん・関係者の方を大切にしているからこそできることです。

上手に頼み、上手に頼まれる。そういう関係性を丁寧につくっていく。地星社もぜひ見習いたいところです。まずは手書きメッセージからか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です